功徳水「御供水(おこうずい)」は魔法のお薬!

本門佛立宗の「お初水」と「御供水」について
御戒壇(ごかいだん)中央の湯のみが、毎朝お供えされる「お初水(おはつみず)」。右側のボトルが、毎日余分に御供水をいただく為にお供えするお水。新型コロナウィルス蔓延の昨今は、特に多めにお供えし、毎日頂いて御守りいただく。

 本門佛立宗のご信者が、毎朝起きてまず最初にやることが「お初水(おはつみず)」を取ることです。人間の身体の70%は水でできていますから、水は生命の源と言えます。その日の一番最初の飲み水を御宝前(仏様)にお供えするということは、その日の「我が命のお初」をお供えさせていただくということ。お初水をお供えするということは、それほど敬いと感謝の気持ちが込められた行為なのです。

 お供えさせていただいたら、しばらく御題目をお唱えさせていただきます。するとそのお初水は御題目の功徳がたっぷり含まれた尊い功徳水=「御供水(おこうずい)」へと変化します。本門佛立宗のご信者は毎日お供えしてはお下がりを頂き、御題目の功徳を口から直接体内へ頂戴するのです。これはまるで、生きた仏様に口から我身に入っていただくような感覚です。

 この御供水はあらゆる病に効き、当宗では古くから多くのご信者がご利益を頂いています。新型コロナウィルスが蔓延している今日、いまだこれといった治療法が見出されない時だかららこそ、この御供水が何よりの手助けとなってくれるのです。

 当宗の開祖、開導日扇聖人のご時代(幕末から明治維新)に、ご信者が御供水によっていただかれたご利益の数々を、開導聖人自らが記録されています。その一部をご紹介したいと思います。


〔難病が治る〕

  • 精好屋(せいごうや)の彌七(やひち)さん、左右の耳が三年間難聴であったが、京都の本山・宥清寺(ゆうせいじ)の御供水のみで治る。
  • 彌七さんの妻、おていは持病の頭痛が治った。
  • コレラ病が治る(←当時は適切な治療法がなかった)
  • コレラ病を助けて頂いた大恩を忘れ、女房のお講参詣も呵り止めさせる本荘音吉、御罰にて重い病にかかり、150日臥す。医者手を放す。腸満になって40日絶食。お助行(病気快復を願う御題目の口唱)を頼むと懺悔をさせられる。女房宥清寺に毎日参詣して、御供水を頂き、毎夜御看経。4日目にご利益を受けて大いに下痢す。腹も元通りに。3度の食事は勿論、夜中にも空腹に。喜んで大玉の数珠を求めていよいよ信心強情に。6日目には起きてしこをふんで皆に見せる。
  • 頭の毛が脱疽していたのが、御供水信心にて生え、無事に嫁入りする。
  • 6月に入ってとめ三歳。肺が腐って結核に。薬は飲まずに信心一法。医者手を放す。日々のお寺参詣と御供水で、半月ばかりは御供水のみで食せず。9月にいたって全快。医者は不実限りなしと言う。
  • 井上由松の曰く、わが業居職( 自宅で仕事をする職業。また、その人。裁縫師・ 印判師など)たり。汗両眼に入りて、目のふちただれる。毎年水薬を五瓶ずつ用いて夏を送る。本年は御供水を頂き眼に注ぐに、少しもただれず。その息子(8、9才)頭に甲を着たるが如し。しらくも(白癬=パラパラと乾燥した大量のフケ、頭皮にできた白っぽい色のかさぶた、大量の抜け毛の症状)にて毎夜御供水を塗る。美しく、あとかたもなく治したり。
  • 立岡しけ女、当三十才病ダッソ八ヶ年前より、川浪安兵衛等これを祈るに、うづきその夜より止む。御供水にて洗ふ。ふたつの股みなかわく。まったく癒たり。

〔大怪我が治る〕

  • 鍛冶屋の親子、子が誤って父の頭を槌で打つ。傷口に御供水を流すと血が止まる。痛み無し。すぐに布をあてて仕事に戻る。翌日の御講(信者宅での法要)に参詣した父は、皆に傷口を見せると、蚊の口のように小さかった。
  • 頭の上に門の戸が落ち、頭の皮膚がずるむけになった母に御供水をぬり、皮膚をまくりあげて元通りにひっつけ、押さえる。そのまま一日で元通りに。67日目にその母御講をつとめ、ご供養の手伝いをする。それまではその母、(御題目の)口唱を怠る人だった。父ももまた中風を起こし、娘の御看経二千遍(御題目二千遍の口唱)で治る。その後大信者となる。
  • 御供水でヤケドを治す。跡なし。
  • 朝起きて右の腕が抜けていた。左手で御供水を塗り一心に口唱すると、カチンカチンと落として、抜けた手がはまる。即日宥清寺へお礼参り。
  • 小児指先を切り落とし、御供水にてつなげる。
  • 子、舌を切るが御供水で治す。
  • 槌の柄が折れて、脚の向こうずねと金玉にあたる。気を失うが御供水にて回復する。
  • うた女、漬け物石を足のうえに落とす。指3本、ブラブラと抜けて、一本はへたばり潰れる。家より御供水を取り寄せ足にぬると痛み即座に消え、両3日に本復する。是れを見て、母の高橋常女、子宮がんを願うに、痛みその夜に止む。一週間立てなかったのが、本復す。初日と七日目に、高祖(日蓮聖人)の御姿を夢に拝むことを感じる。
  • 花田耕作、馬より降りる際に大けが。陰嚢切れて玉出る。その妻しづ女、御供水を塗って綿をもって押さえ込む。すぐに馬に乗り他へ行って帰ってみればその傷癒えたり。
  • 東中組、三山和助の足の指、御供水にて直ちに治す。車に引れたる也。
  • 茂一郎二才、コケル、其の上を車通る。向うずねはウスキ物になれり。川端三条の接骨へ行き、膏薬はり帰る。直ぐにまくりて御供水をぬりさすり寝さす。夜中に曰く、お父さん、立ちて見よかと、あけの朝。車の若い者見舞いに来たり。その日門辺に遊びて家におらず。

〔憑依(ひょうい)=憑きものから救われる〕

  • キツネに取り憑かれた者の頭に老婆が宥清寺の御供水一滴を落とすと、「痛い痛い!」と言ってキツネが正体を現し、屏を越えて逃げるのを人々が見る。

〔性病が治る〕

  • 下手な薬をやめ、御供水を性器にぬり、終夜御本尊に祈って淋病が治る。
  • 東南組、山型文二郎の子、豊二郎、体中の瘡毒(そうどく=梅毒)三日に治す。
  • 大インキン患った子供が、下手な薬のせいで長引き、薬をやめて宥清寺へ毎日参詣し、日蓮聖人の御尊像にお願いしながら毎日御供水をぬると、腫れが元通りになった。

〔蘇生=死からよみがえるご利益〕

  • 安達久右衛門の忰(せがれ)、久三郎。大阪での洪水を見に行き、天満橋の下より落ちる。二町ばかり流され、相撲取りがこれを見つけ引き上げる。水を多く呑んで吐かない。命危うしと書状を父の久右衛門に送る。久右衛門、人力にて宥清寺へ参詣し、高祖の御宝前にて来状を言上し、懸命に御題目を口唱。久三郎の名を記した紙の上に御供水を注ぎ、塗りつけて願う。すると同時同刻に久三郎、多く水を吐き助かる。
  • 佐助70才。夜中に歯を食いしばってうめく。妻は御供水を口移しに吹き入れる。答える声もなく、近所の人が何事かと集まるほど大声で名を呼び続けると、しばらくして腹が鳴り、水が通る音が聞こえる。その時佐助も大声を出して南無妙法蓮華経と四回唱え、目を開き、当たりを見回し何事かと。御法門で聞くままに寂光浄土に参詣していたのを呼び返されて娑婆にもどる。その際、大いに寂光浄土の荘厳さ、尊さを語る。
  • 可愛がっていた金魚5匹が死に、御供水の中に入れたら生き返る。
  • 鯉が御供水と御看経(御題目口唱)で生き返る。
  • 長谷川甚三郎の庭の松の木、此の春はとっくり枯れたりと云ふを御供水十五日かけて青々と芽を吹き出せり。

〔体調不良時にとっさの治療薬として〕

  • 清風(開導聖人ご自身)、5月21日の夜、えんどう豆とふきともろこ寿司とにて酒を飲み、臥す。一寝入りして、大いに苦しく、冷や汗でて額冷たし。御供水を頂いて忽ちに平癒。

〔懐虫(寄生虫)の駆除〕

  • りん女、今は六才。懐虫、御供水にて翌朝真っ白に皆出て達者也。
  • さなだ虫を薬にておろすと、御供水にておろすといづれが強弱。虫をころす薬なれば其の躰つかるる害無き能わず
  • 藍。茶の虫御供水にて払い落としたるは信の至り也。

〔安産〕

  • 栢森小兵衛の妻安産。その子息詰まって死なんとす。医者止れども御供水を入て助かる。
  • 子の生まれんとするを御供水にて農業片付く迄止めを成じたる。

などなど、医療が発達していなかった当時のご信者は、実に様々なご利益をいただいていることが分かります。

今の私たちにとって大事なことは、御供水を毎日しっかりと頂いて、新型コロナウィルスに感染しない努力をすることです。万が一、ウイルスにかかったとしても、私たちは常に仏様の暖かな衣に包まれて守られていることを忘れず、御題目と御供水があれば必ず助けていただけるのだと、落ち着いて対処することが大切です。

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