ご先祖の供養で、なぜか自分がご利益をいただくことに

ご先祖の供養で、自分がご利益をいただく

倉敷・妙照寺 川井美穂さん

生まれて初めて唱えた御題目は、私の人生を変えてくれた

 私が妙照寺へお参りするようになったのは、東京・乗泉寺のご信者である岩瀬恵子さんが父の50年来の友人で、亡くなった私の祖父の追善供養を勧めてくださったことがきっかけでした。2年前の5月12日、祖父はこの世に大きな悔いを残して亡くなったのですが、一周忌を迎えても私たちが全くご回向をしていなかったせいもあって、岩瀬さんは私たちにこう言いました。

「乗泉寺でこれから1週間、お塔婆をあげてご回向させていただきますから、乗泉寺の朝参詣の時間に合わせて、そちらでも是非一緒に御題目をお唱えしてください。」

 父は抵抗があったのか、私だけがとりあえず、家事をしながらではありましたが、生まれて初めて御題目をお唱えすることになったのでした。

 その御題目をお唱えしていた1週間、心がとても暖い気持ちになったのを覚えています。私は昔から霊感がとても強いのですが、その時は誰かが私のすぐそばにいて、とても喜んでくれているのが分かりました。

 この時から、私の人生に変化が現れはじめました。それまで私は、他の宗教の熱心な信者だったのですが、初めて御題目をお唱えした時から、なぜかその宗教でやることなすこと全てが上手く行かなくなりました。人もどんどん私から離れていき、何かがおかしいと自分で感じ始めていました。

 そんな中、祖父が亡くなってから2年が経過し、今年も5月12日の祥月命日の日が近づいてきました。するとなぜか、私の心はあの初めて御題目をお唱えしたときと同じ暖かな気持ちになり、何かの霊が私のそばにまた現れているような気がしました。同時に、私は急に東京の岩瀬さんのことを思い出すと無性に岩瀬さんとお話がしたくなり、父に頼んで岩瀬さんに連絡を取ってもらいました。

 5月12日、祖父の三回忌正当の日に、私は初めて岩瀬恵子さんとお電話でお話をしました。すると話のなかで、なんと岩瀬さんは1年前から私と父が本門佛立宗のご信心をはじめてくれるようにと、ずっと乗泉寺でご祈願してくださっていたことを知りました。さらには、

「いじめられて苦しむのが宗教なんかじゃない。助けてもらって、楽になるのが本当の宗教ですよ」

とアドバイスをいただき、私はその言葉を聞いて、不思議とすぐに以前の宗教をやめることにしたのでした。

亡くなった祖父は、私に御題目で追善供養をして欲しかった

 仏様と祖父に導かれるかのように、その後、初めて妙照寺を訪れた私は、池本良説師から次のような言葉をかけていただきました。

「おじいさんはきっと苦しまれていて、もっとたくさん御題目でご回向して欲しいから、あなたに何らかのメッセージを送って来られたのでしょう。今すぐご回向を始めましょう。」

 それはまさに、私自身が初めて御題目を唱えたあの日からずっと感じていたことであり、自分の想いを改めて代弁してくださったその言葉に、私は思わず涙が止まらなくなりました。それは私が泣いているというよりも、むしろ亡くなった祖父が喜んで泣いているような不思議な感覚でした。

 それから、すぐに妙照寺でのご回向が始まりました。幼い子供を三人かかえる私には、週に一度、日中の時間にお参りするのが精一杯でしたが、とにかく祖父をはじめあらゆるご先祖を、さらには無惨な亡くなり方をした方々の霊を、心をこめてご回向させていただきました。すると、一ヶ月が経った頃から、私と、私の家族の身に大きな変化が起こり始めました。

自閉症を持つ長男に変化が!

 自閉症をもつ長男は、以前から学校生活に上手く馴染めず、家でもかんしゃくが激しく、私も困り果てていました。今年の4月からは寄宿舎付の学校へ転校させたのですが、そこでもいつも「お母さん、お母さん」と泣いてばかりの毎日でした。そんな長男が、私が妙照寺へご参詣するようになってから、突如変わり始めたのです。

 新しい学校からは

「他の子供たちと同じ生活がちゃんと送れるようになりましたよ」
「トイレで自分でウンチができるようになりましたよ」

などの連絡を受け、今まではありえなかった、初めてのことが次々と起こるようになりました。

 なかでも驚いたのが、6月21日に初めて主人と子供3人と、皆で妙照寺を訪れたときのことでした。これまで長男は、私がしていた他の宗教の施設には嫌がって一切入ろうとしなかったのが、妙照寺へは自分から進んで入り、ニコニコ嬉しそうにしていたことです。暴れることもなく、主人と良説師がロビーのソファで話をしているその横へ自分から座り、気づけばスヤスヤと眠りだすほどでした。主人は

「こんなリラックスした長男の姿は見たことがない!」

と、とても驚いていました。

勉強のできなかった次男が突然やる気を出しはじめた!

 次男も大きく変わりました。学校ではあまり勉強ができず、先生にも叱られてばかりでよく立たされていたのですが、その次男が突然

「宿題やってから友達のところへ遊びにいく!」
「お母さん、僕、毎日勉強がんばる!」

と、自分から言い出したのです。学校では先生がとても厳しくあきらめる子も出る中、次男は自分からやる気を出してくれるようになったのです。

一緒にお参りする父の病気も改善

 糖尿病を持つ父も私と一緒に週に一度、妙照寺へご参詣してくれていますが、これまで2、300あった血糖値が、途端に成人男性の正常値へと下がったのでした。こんなことは今まで一度も起こったことがなく、しかも、インスリンの注射を今まで1日5本打っていたのが、たった1本にまで減ったのでした。

 さらには、白内障の治療のために、これまで遠くの病院へ通っていましたが、そこでは手術を受けたくても、その前段階の治療がどうも上手くいかず、約1年半ものあいだ手術を受けられない状態が続いていました。ところが、妙照寺へご参詣するようになってからすぐに、知人が近くの病院を紹介してくれて、7月15日には無事に手術も受けることができました。今はその経過を見ている状態です。

なにより自分が生まれかわった!

 そしてなにより一番驚いたのが、自分自身の変化です。これまでは、子供や家庭のことで色々悩み続け、過食症になったり、鬱病にもなったり、時には気絶して倒れることもありました。自殺も正直何度も考えました。精神科へ通い、カウンセリングを受けたところで解決してもらえず、処方された睡眠薬を飲んで毎晩眠りにつきました。そんな状態が2、3年は続いたと思います。ところが妙照寺へ来てからは、それらがウソのように解決していき、今ではお寺参詣することが楽しくてしょうがありません。

あの宗教嫌いだった主人がお寺にお参りしてくれるなんて

 主人も

「明るくなったね」
「楽しそうだね」

と言ってくれます。主人は、私がこれまで他の宗教に熱中していながらも、実際は苦しんでばかりだった姿を見てきたものですから、私のその変化には大変驚いているようです。あの宗教嫌いだった主人が

今回は本物かもしれない

と、これまでに既に2度、自分からお寺に行ってみたいと言いだし、子供を連れて一緒にお参りしてくれました。さらには、これまで会社の健康診断で悪い結果ばかりが続いていたのですが、今回初めて良い結果が出て、これもご利益だと、二人で喜びました。

人を助け、同時に我が身も救っていただけるのが御題目のご信心

 祖父をはじめ、ご先祖のお弔いのために妙照寺へやってきた私でしたが、気がつけば自分と家族の様々な悩みまで解決していただき、大きな喜びと共に大変驚いています。よほど、仏様もご先祖様も喜んでくださったのだと思います。

 人を助ける御題目で、我が身も救って頂ける本門佛立宗のご信心。これからは一人でも多くの人にこの御題目をお勧めし、恩返しをさせて頂きたいと思います。

(令和2年7月26日 妙照寺開導会にて発表)

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